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ぼくが☆になった日
- 2019/07/12(Fri) -


ぼくは奈良県で生まれ4か月の時に

関西空港から飛行機に乗って東京の

ママのお家にきました。



1歳になる前に尿道結石がみつかり

療法食を始めました。

でも、それが合わなくて

腎臓の病気になっちゃったんだ。

8年間毎月病院に点滴治療をするために

通いましたが・・・



15年前の今日、

ぼくmallon、マルチーズ♂は

天国に行きました。


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その年の6月

おじいちゃんはスキルス性胃がんで

危篤になってママは

遠くの病院へ行く事になりました。

ぼくの病気もギリギリのところだったので

ママはぼくがいつも通っている病院に

ぼくを預けて行きました。


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おうちの中を駆け回っていたのとは違って 

病院ではいつも狭いケージの中。 

それで調子悪くなっちゃって

天国へ行ったおじいちゃんのお葬式などを

終えたママが迎えに来ても 

すぐには帰れなかったんだ。 



2~3日してやっと家に帰れたんだけど 

糖尿病になっちゃったの。 

ママは肘の手術を9月に控えていたけれど 

痛い腕でぼくを抱き上げ 

家の階段を下りて車に乗せて 

2週間、毎日点滴に通ってくれたよ。

そのうち、ぼくの舌の先が緑色に変化して 

壊死しちゃったんだ。 



壊死すると舌が痛いだけじゃなくて 

短くなってお水も飲めないし 

ご飯も食べられなくなっちゃうんだよ。 

先生がスポイトをくれて 

ママはそれにご飯を入れたり 

お水を入れたりして 

ぼくに食べさせてくれたんだ。 



でもそんなんじゃ、たいして食べられないし、 

食べたくなかったんだ。 

それでまた入院することになっちゃった。 

先生はもう食べそうなものなら 

「何でもいいから持ってきてください」 

と言うのでママは入院中のぼくに

大好きなチーズやキャベツを

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せっせと運んでくれました。 

でもぼくは食べられなかったんだ。 



点滴だけでなんとか繋いでいたけれど 

もうだめかもしれないと 

先生は「最後はお家で過ごさせてあげて」 と、

ぼくは7月11日にお家に帰ってきました。 

 

その日は朝から暑い月曜日だった。 

昨日の夜ぼくは、

ママのそばで 寝たかったんだけど 

ママは肘が痛くてぼくを抱く事が出来ないし 

ぼくはもう後ろ足が立たなくて歩けない。 



ぼくは隣のリビングのケージの横に置いてある 

おばあちゃんが買ってくれたかごで寝たんだ。 

明け方苦しくて

「ママ~、ママ~」って呼んだけど 

毎日のぼくの通院に疲れてぐっすり寝てた。 

ぼくは前足を出して

ママの所に行こうとしたんだ。 

その時天国に行ったおじいちゃんが

ぼくを迎えに来たの。 

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ママは朝起きてきてぼくが 

「ママのそばに行きたいよう」

って言うかっこうで 

目をあけたまま冷たくなっているのを見て 

呆然と立ち尽くした。 

時間が止まってしまったみたいだった。



ママはぼくの目を閉じてくれた。 

体を綺麗に拭いてくれて 

いつも使っている籠に

新しいタオルを敷いてくれて

ぼくをその中に寝かせてくれた。 



病院の先生に電話して事情を説明したら 

先生は

哲学堂にある動物霊園を紹介してくれた。 

明日午後から

お葬式をやってくれると言う事だった。 



ママは病院でリウマチの診察の日だった。 

リビングのケージの上に

ぼくの入った籠を載せて、

冷房をつけたまま病院へ向かった。 



診察は時間がかかるのでぼくの事が 

心配だから薬だけ貰って帰る事にしたんだ。 

薬を待っている間も

人目を憚らずに泣いていたよ。 



病院から帰ってくると 

チェリーちゃんがお花を持って来てくれた。 


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チェリーちゃんはいつもぼくのうちに来ると 

「mallon,mallon」って 

優しい声で呼んでくれて遊んでくれたから 

来てくれて嬉しかったよ。 

チェリーちゃんは

ケージの上に載せられたぼくの隣に 

お花を飾ってくれて

お線香を立ててくれたんだ。 

ママはまたチェリーちゃんと一緒に

泣いていたよ。 



次の日、ぼくを見たママは 

(もしかしたら、生きているかも?)

って思ったみたいだけど、 

ぼくはぬいぐるみのように動かなかった。 

ママはチェリーちゃんがくれたお花で

ぼくの周りを飾ってくれた。


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青い花がぼくの白い体に良く似合っていたよ。 

ママはまた悲しくなって泣いていた。 


お昼過ぎ、お葬式をあげるお寺に出発 

8年間短かったけど

たくさんの思い出のあるこの家、

この駐車場から車に乗って

何度出発したことだろう。 

それももう、今、この時が最後。 

さようならぼくの大好きだったおうち 

よく散歩をしたこの道、あの曲がり角 

もう、この白くふさふさした毛、 

真っ黒な目、鼻のこの体で 

二度と戻ってくる事はないんだ。 



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10年前の記事を抜粋、編集しました。

 
長い文を最後まで読んでくださって

 ありがとうございました。  



 

夏に弱いのでコスモスの季節まで

お休みします。





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